今日のサイエンスは「Six Degrees Could Change The World(6度が世界を変える)」というナショナルジオグラフィックの動画を見てディスカッションする授業です。
6 Degrees Warmer: Mass Extinction? | National Geographic
世界科学者会議が今世紀末までに地球の平均気温は最大6度上昇すると予測しました。
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子どもは温度が6度上昇すると聞いても、6度くらい何も変わらないと感じます。だって、1日の中だけだって、朝晩で6度以上の変化は当たり前ですし、羽織るものをちょこっと調節するだけで快適に環境に対応できているのものですから、高機能Tシャツとノースフェイスで大抵解決すると自信を持っているのです。(;^ω^)
映像では気温が1度上がるごとに大気に何が起こるか、生物や人間にどのような影響があるかの予測をCGで動画にしています。
テキストで見聞きするのと違って、映像で見た子供たちは自分たちの未来に焦りを感じます。簡単だけれども、とても効果がある方法だと感じました。
気温は熱い寒いだけの問題ではなく、飲料水や食料生産の減少、一見関連があるとわからない洪水や干ばつや感染症の拡大は、子供には説明するより見せた方が具体的に理解するのです。
授業後に先生から補足動画が送られてきました。
もし、地球上の氷が解けてしまったら皆さんの家はどうなっていますか?短い動画なので是非ご覧下さい。
How Earth Would Look If All The Ice Melted
ストンピーJr.の家は海底に沈んでしまいました。😨
先生は、どうやったら温暖化を子供たち自身の問題として感じられるかという部分を一番に考えて授業を作ってくれています。
あらゆる業界が利益最優先では社会から受け入れてもらえない時代になりました。何をするにも、地球への影響を考えたうえでのビジネスでなければならないのです。その感覚を育てるのは、早い段階での教育が欠かせないと感じました。👀
学校内には映画館にも引けを取らない立派な視聴覚室があり、良質なドキュメンタリーや最新の厳選された映画を週に何本も見ています。
良質な作品は今回のように、授業同様に良い効果をもたらすことがあります。
日本の学校も視聴覚室を持っていますが、子供たちは年に数回しか利用していないので、もっと取り入れると良いのではないかな~と思いました。👀